改めて凄いと思うBMWの低重心化へのこだわり
2011年 07月 08日
ハネホンMQC担当)加藤です。
今日は、何気にぶらっとサービスガレージの1Fを歩いてますと、
ストリップ状態のK1300Sがおりました。
メカニックでは無いので、資料ぐらいでしかストリップ状態の
車体は見ることがないから、興味津津覗いていてふと視線を上げると・・・
その向こうに、VTR のSP2が・・・
およよ・・・
分かります?
2台を比べた時のフレーム位置の違い!
VTRは縦置きV-TWINだったり、
他にも、一概に比較対象にするには無理な要素があるのですが、
あえて比較してみると・・・
このフレームワークは、ツインスパー・フレームの典型ですよね。
ステアリング・ヘッドから、スイングアーム・ピボット付へ斜めに一直線!!
それに比べて手前のK1300Sのメイン・フレームは、
エンジンを”これでもかっ!”と、言うほどに前傾させ、
相当低い位置でほぼ地面に水平になってます。
まあ、サスの構造等、その他、一概に比較できない要素は、他にもありますが、
いかに、BMWが低重心にこだわっているかが伺い知れる部分では無いかなと思い、
デジカメで撮ってお見せいした次第です。
なかなか無いでしょ? こういう比較写真?
この低重心の理想を追い求める姿は、フラットツインにしろ、
現行Kシリーズ以前の、通常の並列4気筒のイメージを、縦に90度、横に90度、
あわせて180度?ひっくり返して見せた、先代のK100~K1200に至る、
縦置き直列4気筒のシリーズ、そして、最新のK1600GTLにも、
一貫して貫かれているBMWのアイデンティティだと思います。
さて・・・
Motorrad Haneda 用の”よいしょ”は、これくらいにして、
最近ちょっと売れてる ハネホン Kawasaki ショップ を ”ヨイショ!”
こちらは、ハイグレード・スーパーネイキッド KAWASAKI Z750R
最新のネイキッド750ですね。
こちら、入荷したての新車で、同じく、サービス・ガレージに鎮座しておりました。
ついでに比較してみると・・・
非常にオーソドックスな、並列4気筒のエンジンと、フレームワークといえます。
これが、悪いという意味では無いですよ。
シリンダーが前傾しない分、ホイール・ベースも短く出来ますし、
軽快なイメージのネイキッドには理想のレイアウトと言えます。
言ってみれば、ジャパニーズ・スタンダードとも言えるレイアウトですね。
最近のKawaskiのビッグ・バイクは、売れてます!
この何とも言えない、ゴロっとしたまとまり感(それって、誉めてる?)
間延びしてないギュッとした感じね。
実は、Ninja 1000 に、乗り換えようかな~なんて密かに企んでる私。。。
対して、BMWのK1300は、前後にスッと長いスマートな感じなの分かります?
どうです?
こうやって、比較して見ると面白いでしょ?
以上、ちょっとした息抜きタイムでした(笑)
あっ、そうそう、ヤフオクで出品しています、ハネホンMQCですが、
GIVI関連の在庫処分もだいぶ進んできましたので、
これから、純正部品の長期在庫品や、
中古パーツなんかも放出して行きますので、こうご期待!
よろしくお願いします!
ハネホンMQC)加藤